グラウンドゴルフとは?ルールをやさしく解説
グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)がどんなスポーツか、歴史・基本ルール・魅力を初めての方にもわかりやすく解説します。

「グラウンドゴルフ」(「グランドゴルフ」と書かれることもあります)という名前を聞いたことはあっても、実際にどんなスポーツなのか、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、これから親や身近な人が始める、あるいは自分自身がこれから始めてみたいという方に向けて、グラウンドゴルフの基本をやさしく解説します。
なお、日本グラウンド・ゴルフ協会は競技名を「グラウンド・ゴルフ」と中黒を入れて表記しています。本サイトでは読みやすさを優先し、「グラウンドゴルフ」と中黒なしで書いています。表記の違いについては、後半の「グランドゴルフとグラウンドゴルフは違うの?」でまとめています。
グラウンドゴルフとはどんなスポーツ?
グラウンドゴルフは、専用のクラブでボールを打ち、決められた「ホールポスト」に何打で入れられるかを競う、ゴルフに似たルールのスポーツです。ホールポストとは、ゴルフのカップにあたる的のことで、地面に置く低い輪(ホール)と、番号の旗を付けたポールでできています。ボールがこの輪の中に入って静止した状態になると、ホールイン(公式には「トマリ」と呼ばれます)です。公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会(JGGA)によれば、1982年に鳥取県泊村(現・湯梨浜町)の教育委員会が中心となって考案されたスポーツで、特別な運動能力がなくても年齢を問わず楽しめるように工夫されています。
広い運動場だけでなく、公園や河川敷など身近な場所でもコースを設置しやすいのが特徴です。ルールもシンプルなので、初めての方でも数分説明を聞けばすぐにプレーを始められます。
基本的な遊び方
- スタート地点からクラブでボールを打ちます
- ボールが止まった場所から、次の一打を打ちます
- ホールポストにボールが入るまでの打数(ストローク数)を数えます
- あらかじめ決められたホール数(8ホールが一般的)を回り、合計打数の少なさを競います
野球やテニスのように相手と直接ボールを取り合う場面がないため、自分のペースでじっくり取り組めることも、幅広い世代に親しまれている理由の一つです。
なぜ多くの人に親しまれているのか
日本グラウンド・ゴルフ協会(JGGA)は、普及活動の中で全国に多くの愛好者がいることを紹介しています(協会公表資料より。年や算出方法により数字には幅があります)。実際にプレーしている方の多くはシニア世代ですが、それは「体への負担が少なく、長く続けられるスポーツ」として選ばれている結果でもあります。
- ルールがシンプルで覚えやすい
- 激しい運動が少なく、体への負担が小さい
- 道具一式さえあれば身近な場所で楽しめる
- 世代を問わず一緒にプレーしやすい
こうした特徴から、「親の趣味として応援したい」「自分もいずれ始めたい」と考える40〜50代の方からの関心も高まっています。
必要な道具
基本的に必要なのは、専用の「クラブ」と「ボール」、そしてホールポストです。クラブとボールは日本グラウンド・ゴルフ協会が定める用具標準規則があり、素材やサイズが決められています(詳しくはクラブの選び方、ボールの選び方の記事で解説しています)。
体験教室に参加する場合は、多くの教室でクラブやボールの貸し出しを行っているため、最初から道具を揃える必要はありません。まずは初めての体験教室の探し方を参考に、実際に体験してみることをおすすめします。
グランドゴルフとグラウンドゴルフは違うの?
確認できた範囲では、「グランドゴルフ」と「グラウンドゴルフ」は、同じ競技を指して使われている例が多く見られます。日本グラウンド・ゴルフ協会(JGGA)は、公式サイトで競技名を「グラウンド・ゴルフ」と表記しています。JGGAのよくある質問では、1982年(昭和57年)の命名時は「グラウンドゴルフ」で、のちに読みやすさのために中黒(・)が入れられた、と説明されています。一方で、地域の施設や大会の案内では「グランドゴルフ」と書かれているものもあります。なぜ書き方が分かれたのかは、確認できた範囲では分かっていません。
体験教室や大会を探すときは、「グラウンドゴルフ」「グラウンド・ゴルフ」「グランドゴルフ」のどの書き方でも検索してみると、見つかる情報が増えることがあります。
ただし、表記が同じ、あるいは似ていても、ルールや用具まで同じとは限りません。主催者や施設ごとに独自の決まりを設けている場合もあるため、参加する前に案内や問い合わせ先で確認すると安心です。ゲートボールやパークゴルフとの違いは、ゲートボール・パークゴルフとの違いは?グラウンドゴルフと比較で整理しています。
まとめ
グラウンドゴルフは、ルールがシンプルで体への負担が少なく、世代を問わず楽しめるスポーツです。「親の道具選びを手伝いたい」「自分もそろそろ新しい趣味を」という方は、まず体験教室で実際にクラブを握ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。どんな人に向いているかはどんな人におすすめ?グラウンドゴルフを始めるメリット、ウォーキングやヨガなど他の運動と迷っている方は膝や腰に負担をかけたくない人向けの運動とは?でも詳しく紹介しています。競い合う場としての大会について知りたい方は、グラウンドゴルフの大会の種類|地域の集まりから全国規模までをご覧ください。
よくある質問
- 運動が苦手でもできますか?
- はい。走ったり跳んだりする場面がほとんどなく、自分のペースで歩きながら打つスポーツなので、体力に自信がない方でも無理なく楽しめます。
- 1人でも始められますか?
- 練習は1人でも可能ですが、実際のプレーは複数人で行うのが一般的です。まずは体験教室に参加すると、道具を借りながら仲間と一緒に始められます。
- 「グランドゴルフ」と「グラウンドゴルフ」は違うスポーツですか?
- 確認できた範囲では、同じ競技を指して使われている例が多く見られます。日本グラウンド・ゴルフ協会は競技名を「グラウンド・ゴルフ」と表記していますが、地域の施設や大会の案内では「グランドゴルフ」と書かれていることもあります。ただし、主催者によってルールが異なる場合もあるため、参加前に案内を確認してください。