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グラウンドゴルフ
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グラウンドゴルフとは

ゴルフからグラウンドゴルフへ|違いと両立の考え方を比較

ゴルフ経験者がグラウンドゴルフに切り替える・併用する前に知りたい、ゲームの違い、道具、費用、1回の時間、仲間づきあいを、得るものと手放すものの両面から正直に比較します。

ゴルフは続けたい。でも、移動や費用、一緒に回る仲間のことを考えると、今のペースがこのままでいいのか、少し立ち止まって考えたくなる。あるいは、体力面の変化を感じている方、練習場やコースに通う時間のやりくりを見直している方もいるかもしれません。理由は人それぞれで、ここでは決めつけません。

そんなときに、グラウンドゴルフという選択肢を、ゴルフと並べて見てみましょう。この記事では、ゴルフとグラウンドゴルフの違いを、ゲーム、道具、費用、1回の時間と移動、仲間とのつきあいの順に整理します。先にお伝えしておくと、グラウンドゴルフは「小さくしたゴルフ」でも「やさしいゴルフ」でもなく、別のゲームです。そのため、どちらが正しいという答えはありません。「ゴルファーであること」と「グラウンドゴルフをすること」は、両立できます。

まず結論|「やさしいゴルフ」ではなく、別のゲームです

グラウンドゴルフは、ゴルフに似た面もありますが、道具もゲームの組み立ても違う別のスポーツです。ゴルフで得ていたものの一部は、同じ形ではグラウンドゴルフでは得られず、逆にグラウンドゴルフならではのものもあります。切り替える、続ける、両方を使い分ける、今は変えない。どれも筋の通った選び方ですので、違いを知ったうえで、ご自身の生活に合う形を考えてみてください。

ゲームそのものの違い

打つ対象と進め方

グラウンドゴルフは、専用のクラブでボールを打ち、「ホールポスト」にボールを入れるまでに何打かかったかを競うスポーツです。ホールポストは、地面に置く低い輪(ホール)と、番号を付けた旗のポールでできています。ボールがこの輪の中に入って静止すると、ホールイン(公式には「トマリ」)です。1ホールごとにスタートからホールインまでの打数を数え、決められたホール数(8ホールが一般的)を回って合計打数の少なさを競います。基本は個人のスコアを競う形です。詳しくはグラウンドゴルフとは?ルールをやさしく解説で紹介しています。

ゴルフでは、広いコースで状況に応じて複数のクラブを使い分けながら、グリーン上のカップを目指して進めていきます。同じ「打数を数える」ゲームでも、狙う的も、1打ごとの考え方も異なります。

スコアの意味

どちらも「打数が少ないほうがよい」という点は共通しています。ただし、ゴルフのスコアとグラウンドゴルフのスコアは、コースの構成も道具も違うため、数字を直接置き換えて比べることはできません。ゴルフでのハンディキャップや平均スコアが、そのままグラウンドゴルフの目安になるわけでもありません。数え方の詳細はグラウンドゴルフのスコアの数え方にまとめています。

道具の違い

ゴルフでは、状況に応じて複数のクラブをバッグに入れて使い分けます。グラウンドゴルフは、基本的にクラブ1本とボールでプレーします。ゴルフ用のクラブとは別に、グラウンドゴルフ専用のクラブ・ボールを使います。ゴルフ用のクラブは、グラウンドゴルフの用具としては想定されていないため、手持ちのクラブをそのまま使うことは基本的にできません。

グラウンドゴルフのクラブには、公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会(JGGA)の用具標準規則があり、全長は50cm以上100cm以下、ヘッドは滑らかな木製で、打面に傾斜をつけない、といった規格が定められています。ゴルフクラブの打感や扱い方に慣れている方ほど、最初は違いに戸惑うこともあるかもしれません。規格や選び方はクラブの選び方(初心者向け)で解説しています。

なお、ゴルフクラブをどうするかは、グラウンドゴルフを始めるかどうかとは別の話です。ご自身の判断で決めて構いません。

費用の違い

グラウンドゴルフ側の費用は、このサイトで紹介している目安では次のとおりです。

  • 体験教室:無料〜数百円程度のことが多い(教室によって異なります)
  • 続ける場合のクラブとボール:1万円台〜2万円台が一つの目安
  • クラブやサークルに参加する場合:会費(年会費・月会費など)がかかることがあります。公共のコースでは施設利用料がかかる場合もあります

ゴルフの費用は、コースや練習場、地域、頻度によって幅が大きいため、ここでは金額を挙げません。プレー代、交通費、用具、練習場の利用など、何にどれだけかけているかは、ご自身の今の使い方で見直してみると比べやすくなります。グラウンドゴルフ側の内訳はグラウンドゴルフの費用はいくらかかる?で詳しく紹介しています。

1回にかかる時間と移動

グラウンドゴルフは、8ホールを回る形が一般的です。会場は専用コースのほか、公園や広場、河川敷など身近な場所にコースを設置して行われることもあります。ただし、1回あたりの所要時間や、お住まいの地域から会場までの移動の長さは、教室やクラブ、場所によって異なります。ゴルフについても、コースまでの距離やラウンドの進み方は地域や日によって違います。

ご自身の今の「家から出て戻るまで」の時間と比べたい場合は、気になる教室やクラブに、開催時間や所要時間を問い合わせてみるのが確実です。

体のコンディションについて

プレー中の歩く量や体の使い方は、ゲームによっても、場所や進め方によっても違い、感じ方にも個人差があります。ここでは優劣を述べず、他の運動と並べた整理は膝や腰に負担をかけたくない人向けの運動とは?に譲ります。気になる点がある方は、体験教室の主催者や、かかりつけの医師に相談することも選択肢です。

仲間とのつきあい方の違い

ゴルフ仲間と決まったメンバーで回る、ラウンド後にクラブハウスで過ごす。こうした時間は、ゴルフならではの楽しみの一つです。グラウンドゴルフでは、同じ形ではそれらを得られないことがあります。

グラウンドゴルフは、都道府県のグラウンド・ゴルフ協会を単位とした団体の仕組みがあり、地域のクラブや教室を通じて参加する形があります(公共のコースなどでは、クラブに所属せずに利用できる場合もあります)。基本は個人のスコアを競うため、チームで作戦を組む形とは異なります。体験教室では、その日に同じ組になった人と一緒に回ることが多いでしょう。そうした場で、地域のプレー仲間とのつながりが生まれる可能性はありますが、それは参加する教室やクラブ、ご自身の関わり方によるもので、約束できるものではありません。

お住まいの地域のクラブや相談窓口は、都道府県別グラウンドゴルフクラブ・コースの探し方でまとめています。体験参加や見学ができるか、会費がいくらかなどは、事前に問い合わせて確かめられます。

ゴルフ経験が活きること/活きないこと

活きやすい点

人によっては、次のような点が役立つと感じることがあります。

  • 狙った場所に向けて打つ感覚や、距離感をつかむ習慣
  • 自分の打数を数えて記録することへの慣れ
  • ルールやマナーを守ってプレーすることへの慣れ

そのまま通用しない点

クラブの扱い方や打ったときの感触はゴルフと違うため、戸惑う方もいます。ゴルフで身についたスイングや距離の基準が、グラウンドゴルフではそのまま当てはまらないと感じる方もいます(打ち方と距離感の考え方はグラウンドゴルフの打ち方|距離感のつかみ方と2打目の考え方で紹介しています)。どの程度違いを感じるかは個人差が大きく、グラウンドゴルフにも独自の打ち方や攻め方があり、大会も開かれています(大会の種類はグラウンドゴルフの大会の種類|地域の集まりから全国規模まで、出る場合の流れはグラウンドゴルフの大会に出てみたい人向けガイドで紹介しています)。ゴルフ経験は一つの下地になりますが、新しく覚えることがある、という前提で見ておくと実態に近いでしょう。

切り替える?それとも両方続ける?

ここまでの違いを、あらためて表にまとめます。

比べる点 ゴルフ グラウンドゴルフ
ゲームの組み立て 広いコースで、複数のクラブを使い分けて進める ホールポストの輪にボールを入れて止めるまでの打数を数える。8ホールが一般的
道具 複数のクラブとボール 専用のクラブ1本とボール(クラブの全長は50〜100cm)
費用 コースや地域、頻度によって幅が大きい 体験教室は無料〜数百円程度のことが多い。クラブとボールで1万円台〜2万円台。会費・施設利用料がかかる場合あり(ゴルフの費用との比較は前述のとおり、ご自身の使い方で)
1回の時間と移動 コースや地域によって幅が大きい 教室・クラブ・場所によって異なるため、事前に確認
仲間とのつきあい 決まった仲間で回る形が多い(人による) 協会・クラブ・教室を通じて参加。個人のスコアが中心

ゴルフを続ける

コースで1打に集中する時間や、思い切り振り抜く感覚、ラウンド後の時間は、ゴルフならではのものです。今のペースに満足しているなら、変えない選択に何の問題もありません。頻度や行き先を少し見直すだけで足りる方もいるでしょう。

グラウンドゴルフに移る

ゴルフの時間をグラウンドゴルフに振り向ける形です。得られるものは、ゴルフとは「違うもの」として考えるのがよいでしょう。専用の道具で、決まった形式を回るゲームに取り組みます。ゴルフで得ていたものの一部は、同じ形では手に入りません。そのうえで、ご自身の生活に合うと感じるなら、軸足を移すことは十分に考えられる選び方です。

両方(目的や頻度で使い分け)

ゴルフは今までのペースで、グラウンドゴルフは近所で、あるいは別の仲間と、という使い分けも立派な選び方で、「妥協」ではありません。それぞれの目的や頻度を決めておくと、続けやすくなるでしょう。たとえば、ゴルフは月に数回、グラウンドゴルフは地域の体験教室や近所の広場で気軽に、といった分け方もできます。道具はそれぞれ別に必要になる点だけは、念頭に置いておいてください。

迷ったら体験から

どれが合うかは、やってみないと分からないものです。体験教室は無料〜数百円程度のことが多く、多くの教室でクラブやボールを借りられますが、貸し出しの有無や条件は教室によって異なります。申し込みの際に、見学ができるかどうかも聞いてみるとよいでしょう(可否は教室によります)。探し方は初めてのグラウンドゴルフ体験教室の探し方で紹介しています。

1回試して「合わない」と感じることも、ごく普通のことです。その場合は、これまでどおりゴルフを続ければ済みます。

なお、体験の前に道具を買い揃える必要はありません。続けると決めたときの参考として、クラブの選び方(初心者向け)とクラブセットの比較も用意しています。これらの記事には商品紹介リンク(広告を含みます)があります。

まとめ

ゴルフとグラウンドゴルフは、似て見えても、ゲームも道具も仲間とのつきあい方も異なる、それぞれに奥のあるスポーツです。ゴルフを大切にしながらグラウンドゴルフを加えるのも、軸足を移すのも、今は変えないのも、どれも一つの答えです。選択肢を広げるつもりで、まずは気になる体験教室を覗いてみてはいかがでしょうか。なお、名前の似たほかの競技(パークゴルフなど)との違いが気になる方は、グラウンドゴルフと似た競技の比較も参考にしてください。

よくある質問

ゴルフとグラウンドゴルフの一番大きな違いは何ですか?
どちらも少ない打数を競いますが、ゴルフが距離やクラブを使い分けるのに対し、グラウンドゴルフは専用のクラブで、ホールポストの輪にボールを入れて止めるまでの打数を数える別のスポーツです。
ゴルフ経験があるとグラウンドゴルフは有利ですか?
ボールを狙って打つ感覚やスコアを数える習慣が役立つ場面はありますが、道具も打ち方も異なるため、経験が優位になるとは限りません。
ゴルフをやめてグラウンドゴルフだけにしなければいけませんか?
いいえ。どちらか一方に決める必要はなく、ゴルフを続ける、グラウンドゴルフに軸足を移す、両方を目的に応じて使い分けるなど、選び方はさまざまです。体験教室で道具を借りて試し、自分の生活に合う形を選べます。
始めるのにどのくらい費用がかかりますか?
体験教室は無料〜数百円程度のことが多く、続ける場合のクラブとボールは1万円台〜2万円台が一つの目安です。クラブや教室に入ると会費がかかる場合もあり、教室や商品によって幅があるため、事前に確認してみましょう。